元AKB 渡辺麻友の引退について

事件の深読み

人間という存在は目標がないと、生きられないものなのである。すべての人間は、何らかの目的を持っていきているわけである。その目標を達成してしまった場合どうなるのか?それ以上生きることができないのだ。物理的に生きられなくなるのである。年をとっていると、本当に死んでしまうことが多いが、若いとそう簡単には死ねないので、様々な形で悪影響が出てくるのである。

渡辺麻友は、AKBの総選挙で1位になったことがある。日本のトップアイドルの中のトップなのであるから、日本一である。彼女はそれを目標に生きていたわけだ。おそらく「絶対自分には無理だ」と思っていたはずである。それが達成してしまった。その後の彼女はおそらく抜け殻のようなものだったのだと思う。

個人差はあるが、すぐに新たな目標を設定し、それを目指して邁進することができる人は存在する。でも、そう簡単に達成できない目標を設定し、それを達成してしまった場合、どうしていいのかわからなくなるのも無理もないことである。

渡辺麻友も含めて、元AKBのトップにいた女の子たちはみんな伸び悩んでいるようにみえる。唯一、大成功している川栄李奈は、元AKBと思っている人はいないくらいふっきれている。AKB時代も目立っていたわけではないので、関係なく普通に売れたのだと思う。おニャン子クラブだった工藤静香も同じタイプである。

よく目標は手に届く現実的なものにしたほうがいいという人がいるが、それは間違いである。達成可能な目標を設定し、達成してしまったら、そこでジエンドであるからだ。人間はそんなに器用ではなく、達成するたびに新たな目標を設定し、繰り返せるものではないのだ。渡辺麻友は、一見、達成困難に見えるが現実的な目標を設定して達成し抜け殻になってしまったかわいそうな例なのでだ。

自分が本当に何をやりたいのか?どんなことを達成したいのか?実はこれをしっかりと設定するのは簡単なことではない。本当にやりたいことって、そんなに簡単に見つかるものではないのだ。多くの人は、なし崩し的に生きながら、結婚し子供ができると、しかたなく子育てを人生の目標に変えてしまう。特に女性にその傾向は強い。それが本当にやりたいことなのかもよくわからないままに、「いい子供に育てよう」とするから、かえっておかしい方向にいってしまうのである。

自分の目標は、自分自身がどうなるかが問題なのだ。子供を立派な人間にすることは目標にはなりえない。自分が立派な親になるという目標を持つのであれば問題はない。これは似て非なるものだ。自分自身がどうなりたいのかを明確にイメージし、それに向かって行かない限り、幸福に到達できないようになっているのである。

渡辺麻友はそこに気づいたのではないかと思う。彼女が本当にやりたいことが何なのかはわからないが、女優や歌手やタレントではないのだろう。10年後くらいに、全然違う職業についた彼女が「あの人は今」のコーナーに出演して、生き生きと自分のことについて語る場面をみてみたい。AKBでトップになるということは並ではできることではないのだ。彼女のポテンシャルは半端でなく大きいのだ。彼女が大きく成長していく姿が目に浮かぶ。がんばれ渡辺麻友。


私が大好きだった元アイドル歌手の倉田まり子は、現在は別の名前で、キャリアカウンセラーとして活躍しているようだ。素敵な人生だと思う。How ワンダフルは、名曲である。

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