なぜ、河合議員夫妻逮捕が起きたのか

政治の裏側

多くの国会議員は、みんなそれぞれに問題を持っているものである。記者も含めて、まわりにいる人はそのことをよく知っていて、それが最も効果的なタイミングで暴露されるようになっているのだ。河合夫妻の問題も、知っている人はみんな知っていたわけで、誰かが「今がチャンスだ」と思い、公開されたわけなのだ。何がチャンスなのかというと、安倍政権を倒すチャンスなのである。単にこの夫妻を失職させてもたいして面白くないが、安倍政権が倒れるのであれば、そこに多くの利害問題が発生するので、このタイミングで噴出したわけである。似たようなケースとして、宇野宗佑首相の愛人スキャンダル事件がある。首相になってたった2ヶ月で辞任することになったわけである。

彼がその愛人との関係を持ったのははるかに前の話であり、首相になったので、暴露すればそれなりに効果的に何かがもらえると思ったわけである。おそらく「記事にしたくないなら、1億円払え」とかいったのだろう。宇野さんは熟考して、「下手に金を払ってさらに弱みを握られるくらいなら、首相をやめた方がマシだ」と判断し、ジエンドになったわけである。そして海部首相が誕生したわけであるが、その裏には豪腕小沢一郎がいたわけである。彼が何もしなかったのか?そう考える人は少ないだろう。

 今回の河合議員夫妻逮捕に自民党の大物が関わっていることは疑いのないことである。自民党本部から1億5000万円が支払われているのだ。もう逃げようがない。これは、レームダックとなって支持率が低くなった安倍政権を引きづり落とすことでメリットを得る人たちが動いたのである。これから新しく幹部になる人が、その人なのだ。前回安倍さんが首相を辞任した時は、安倍さんが信仰している新興宗教のスキャンダルが週刊新潮に掲載されたことが記憶に新しい。突然、安倍さんがその宗教にかかわったわけではなく、お父さんである安倍晋三の代からの付き合いなので、みんな知っていたのだ。当時の安倍政権がかなり弱体化していたので、ここぞとばかりに情報が噴出したわけである。

そのあとは、福田康夫が首相になったわけである。まあ、よくある話である。これから、安倍さんに関する様々なスキャンダルが一気に出てくるだろう。マスク不足と似ているのだ。高値で売ろうと思って在庫管理をしていたが、暴落するということがわかったら、少しでも早く損切りをしたいので、さらに商品供給量が増えて、暴落に拍車がかかるわけである。一時は50枚入り1万円で売られていたマスクが、今では1000円くらいで買えるようになっているのだ。安倍政権が終わってしまうと、安倍さんがらみのスキャンダルも価値がなくなるわけで、モリカケ問題などのスキャンダルの真相がこれから一気に出てくると思う。現役の首相の時にやらないと、価値が落ちるからである。政権末期なのだ。

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