個人差はあると思う。たまに、「4時間も眠れば大丈夫」という人もいるが、
私はそういうタイプではない。8時間以上寝ないと体調がよくないのだ。
逆に、眠りすぎなのかと思ったが、フランス人の平均睡眠時間が8時間を超えている
という話をきいて安心した。世界的にみれば、睡眠8時間というのは異常ではなく、
むしろ正常なのである。
どんな悩みも、眠って起きた後には、軽くなっている。
眠りには不思議なパワーがあると思う。
悩んだら寝るというのは、最善のソリューションでもあるのだ。
理屈はよくわからないが、体感値として、それは正しいと思う。
いい睡眠をとって起きる瞬間は、最高の快感である。
朝起きて、すがすがしい気分だと、本当に生きていること自体が楽しくなる。
それがずっと継続すると忘れてしまうのであろうが、
なかなか継続できないわけである。
ゆえに幸福を感じるのだ。
眠ることにより、貴重な時間が失われてしまうという考えもある。
でも、眠るより大事なことって、ないと思う。
眠りすぎるのはよくないが、そもそも眠りすぎって、できないわけである。
眠りたくたって、起きちゃうわけである。せいぜい、12時間くらいである。
毎日12時間眠らないと問題があるのであれば、それは病気の可能性が高いわけで、
病院にいったほうがいいと思う。
眠りたいだけ眠って、体調を万全にして、日中のパフォーマンスを常に
一定レベルを維持し続けていて、成功しない人はいないと思う。
プロ野球の選手でヤクルトの石川という投手がいる。
一見地味な選手であるが、40歳で開幕投手をつとめ現役最多の171勝を
あげている大投手である。彼がよく寝ているのかどうかはしらないが、
継続して安定した結果を出すことが、結局一番得をするということなのである。
そのために、よく眠ることは、とても重要なのである。