「やましい政治活動は行っていない」といって逮捕された元法相

事件の深読み

法務大臣とは内閣でも要職である。彼は逮捕されたわけであるが、おそらく報道されている買収容疑は事実だろう。というよりも、もっとひどいことをやっているが立件できそうなものが今回の容疑であるという状況だと思う。実際にはもっともっと悪いことをやっているのであるが、すべてを立件することは不可能ということである。では、彼は特別な悪人なのだろうか?おそらく自民党の国会議員はほぼすべてのひとが似たようなことをやっているわけである。みんなバレないように細心の注意をしているだけで、程度問題でみんなやっているはなしである。ゆえに、誰も特別に驚かないわけである。「もっとうまくやれよ」と思っているわけである。そしてこの逮捕された議員は、「やましい政治活動は行っていない」と堂々といっているわけであるが、「はあそうですか」という感じである。詐欺師が逮捕されて、「すべて事実を認めます」なんていうことは稀で、普通は「徹底的に戦います」といって有罪になるものである。悪人が意図的に逮捕されるリスクを感じならが犯罪を犯すわけなので、そうあっさりと認めるわけはないのだ。もし、そうならそもそも犯罪を犯さないだろう。私の肌感覚では、自民党の国会議員の60%くらいはこんな感じだと思う。野党はどうかというと、似たようなものだろう。そんなものである。政治家は利権商売である。今回だって、自民党から1億5000万円もらっていたわけである。そんな金が簡単に右から左に動く世界なんてそうはないのだ。しかも税金である。どんなにつかっても、自腹ではないので、罪の意識なんてないのである。田中角栄は金持ちになって政治家になり、大金持ちになったわけである。現在は、あの頃みたいに簡単に金儲けは難しいが、それでもそれなりに儲かる仕組みがたくさんあるのだ。給料だけで2000万円くらいもらえるのだから、かなり割のいい仕事である。しかも、新幹線フリーパスとか、いろいろとお小遣いがもらえるので、貯めようと思えばけっこう貯めることができるのだ。だから、そのために多くの人はけっこうな嘘をつくのである。それは仕方のないことである。では嘘をつかない無能な人と、嘘つきな有能な人のどちらがマシなのか?間違いなく有能な人である。善良で無能な人なんかに金を払う方がはるかに金の無駄である。この政治家が有能かどうかは、なんだかよくわからない。逮捕されて実刑をくらったが、鈴木宗男は有能だろう。別に多少の嘘をついても私は気にしないが、むしろ開き直って、罪を全部認め、「それでも私は有能なので議員をやらせろ」くらいのことをいってもらいたいものだ。今、鈴木宗男のことを悪くいう人はほとんど存在しないのは、彼が腹をくくっているからである。

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