中1の時に食った松屋の牛丼の思い出

ノスタルジー

松屋の牛丼を生まれたはじめて食べたのは、中1の時、荻窪店である。1980年ごろである。当時の荻窪は汚い街で、うらぶれ感は半端ではなかった。現在では存在しない、深夜3本立ての映画をみた帰りに食べたのである。ちなみに、薬師丸ひろ子の「狙われた学園」、小林聡美の「転校生」、原田知世の「時をかける少女」だったと思う。家庭用ビデオデッキが普及していない時代なので、レンタルビデオ屋なんて存在していないのである。昔の映画は、場末の映画館でみるか、テレビの再放送以外で見る方法はなかったのである。

明け方の荻窪駅前にあった松屋で牛丼と生野菜のセットを食べたのだ。

牛丼はともかくとして、生野菜が半端でなくうまかった。ドレッシングはフレンチしかないのであるが、きざみキャベツの上にスイートコーンがのっている現在も販売されているタイプと全く同じである。爾来、今日まで食べ続けている。当時、松屋はメジャーではなく、むしろチェーン店であることを知らないくらいだった。この荻窪店以外にある松屋の存在はいっさい知らなかったものである。吉野家は当然最大手だったのであるが、二番手は養老の滝である。

現在は居酒屋しかやっていないが、当時は、昼は牛丼屋で、夜は牛丼兼居酒屋という斬新なビジネスモデルだったのだ。「養老牛丼 200円〜♪」というCMが懐かしい。いつしか、養老の滝は牛丼を休止して、居酒屋専業になってしまった。私の家庭教師は、「養老の滝の牛丼は肉がかたくて、噛み切れないで、びよーんと伸びるから、ゴム丼だ」といっていた。私は、彼がそういうほど、まずいとは思えず、けっこうおいしいと思っていたのである。ちなみに私がよくいっていた養老の滝は、吉祥寺店である。吉祥寺には大きなゲームセンターがあったので、よく入り浸っていたのだ。懐かしい思い出である。ゲームをやって、帰りに牛丼を食うというのが、私の日常だったのだ。若い時に、嫌というほどゲームをやったので、大学生くらいからはあまりやらなくなった。多少はやるが、おそらく一生にやれるゲームの量は限界が決まっているのだと思う。

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