なぜかモンゴルに魅かれる

遊牧民の国が、かつては世界最大の帝国だったわけである。

なぜ強かったかということよりも、なぜすぐに滅んでしまったかのことに

私は興味がある。

軍備で圧倒し支配しても、それは続かないのである。

太平洋戦争で米国は日本に勝利し、現在まで支配し続けているわけであるが、

それは彼らの支配力が巧妙だからである。

なんだかんだ言っても米国により支配のほうが、それまでの日本政府の支配よりも

マシであると過半数の日本人は思っているので、現在も続いているのだ。

ところが、モンゴルの場合には、そういう納得性みたいなものがない支配だったのだと

思う。ゆえに続かなかったのだ。

もし、統治される側が納得できる、それまでよりもマシな統治方法で統治されるなら、

モンゴル帝国は現在も続いていたはずである。

まるで一瞬の夢のように、大帝国は消え去り、しかし消滅したわけではなく、

元のようにモンゴルの地に、現在も継続して国家として存続しているわけである。

ものすごい軍事力のある国家と、

ものすごい統治力のある国家が同盟を結べば

世界を統治することは可能なのだとは思う。

でも、その統治方法は民主主義ではないのだ。

世界の多くの国が採用している民主主義は相対的には最善の方法であるかもしれないが、

ベストな統治方法ではないわけである。

アインシュタインが相対性理論を発見したように、誰かが民主主義にかわる

新しい統治方法を発見する日がいつか来るとは思う。

当時のモンゴルのような軍事的に最強な国家がその新しいシステムを使用して

世界征服を実現すれば、結果として今よりマシな世界になるのかもしれない。

願わくば、戦争をせずに、理想的な社会を作って欲しいものである。

「こりゃ民主主義より全然いいや」と誰もが思えるような、新しい制度が

できたらいいと思う。携帯電話がスマホに変わるように。

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