安倍首相辞任の理由は2つ

政治の裏側

人間には目標が必要である。目標を達成してしまったり、目標がなくなってしまうと、人間は何もできなくなるようにプログラムされているのだ。安倍さんの目標は2つあったわけである。1つは、北方領土返還で、2つめは憲法改正である。現状ではどちらも不可能である。もしコロナ騒動がなくて、東京五輪が無事今年開催できていたら、勢いで、憲法改正くらいはできたかもしれない。来年の五輪開催もかなり難しい状況で、憲法改正など、夢のまた夢なのである。北方領土返還など、現状では1mmの可能性もないわけで、むしろ永久に帰ってこない可能性のほうが高くなってしまったわけである。もう彼には何も目標がないのだ。モチベーションというか、目標がないのに、やってらないないのだ。この間、戦後総理の最長在任記録を更新したから、それでジエンドなのだ。彼のリサーチでは、トランプの再選も難しいと判断したのだろう。トランプと仲の良かった安倍さんが、バイデンとうまくやれるはずもないので、それも理由の一つだろう。彼には子供がいるわけでもないので、地盤を引き継ぐというモチベーションもないのだ。よって、辞任である。いたってシンプルな状況である。次の総理は、自民党の中で勝手に選ぶので、彼らの論理で誰がなってもおかしくないのだ。石破さんか、岸田さんか、菅さんか、麻生さんの誰かがなるのだろう。石破さんがなれば、少しインパクトがあるが、それ以外であれば誰でも同じである。おそらく自民党は長期低落傾向になっていくような気がする。かといって、立憲民主党が伸びるとも思えないので、実際のキーマンは、大坂維新の会、小池百合子、山本太郎などを軸に、新しい保守系の人たちが伸びてくるような気がする。冷静に分析すると、安倍さんはそれなりに結果を出してきた総理だと思う。バブル崩壊の後、唯一経済を復活させた実績は評価できると思う。問題があるとすれば、あまりにも財界と官界にシフトしすぎたために、原発などの経済的利権を容認するような動きが大きすぎたことである。日本の未来を考えれば、原発はありえないのに、目先のお金のために、原発推進してしまったことは汚点であると思う。そこは突き放すところである。数十万年安全が維持できないとわかっていることを推進するなんて正気の沙汰とはいえない。それくらいのリスクをとっても、憲法改正をやりたかったのだ。憲法改正を姑息にやるのは賛成できない。どうせやるなら、米軍に出て行ってもらって、日本単独で日本を守るために防衛費を増やすので、憲法改正するくらいでないといけない。そこまでの気概がないなら、今のままのほうがいいと思う。中途半端に、自衛隊を憲法に明記する必要なんてないと思う。今までそれでやっているのだから。やるなら徹底的にやらないといけない。

タイトルとURLをコピーしました