不倫はいけないことではない

不倫はいけないことだということになっているが、そうではない。

そんな単純な話ではない。

多くのイスラム社会では、不倫をした場合、女性のみが厳罰を受けるわけである。

男性はおとがめなしである。

場合によっては、女性は死刑になったりする。

男性は問題なしである。

こっちの問題のほうがはるかに大きいわけである。

そもそもホモサピエンスは一夫一婦制を基本した哺乳類ではない。

鷹などの鳥類の中には生涯を一夫一婦制で添い遂げる種類も存在するが、

基本的に人類は一夫一婦制ではない。

キリスト教を信仰する民族を中心に、社会管理の観点から、一夫一婦制を選ぶ社会が

多かったというだけの話である。

我が国日本にしても、一夫一婦制が浸透したのは、明治維新以降の話である。

それまでは、公然と妾がいたわけである。天皇家などはわかりやすく、

本妻が跡取りの天皇を産むケースのほうが、はるかに少なかったわけである。

徳川家も同様で、三十人以上の子供をつくった将軍もいたわけである。

それがむしろ、普通の状態だったわけである。

文明開化でキリスト教流の社会体制をたった100年くらい前に日本政府は

選択し、それが現在も継続しているだけの話である。

法律で決まっているので、一夫一婦制が正しいと、杓子定規に行っているだけの話である。

本当に馬鹿らしいと思う。

フランスなどは、結婚という制度自体にメリットがないことに気づいたわけで、

多くの人は入籍さえしなくなっているわけである。

そっちのほうが健全な考え方なのかもしれない。

結果として、ある特定の立場の人が、結婚という制度を乱用して、

小銭を稼いでいるのが現状なのである。

「法律できまっているから」「社会通念上おかしい」「倫理的におかしい」

など勝手なことをいい、不倫を責める人やマスコミが多数存在するわけである。

その一方で、マスコミもよく理解しているのだ。

本当に不倫が悪いことだなんて多くの人は考えていないのだ。

報道する、マスコミのほとんどが、何らかの不倫を自分自身たちもしているわけである。

その上で、「こいつはぶっ叩いても問題ないな」とか

「こいつをぶっ叩けば、テレビの視聴率も上昇するだろうな」という判断だけで、

報道しているわけである。

タレントのベッキーの不倫事件や、最近では水泳選手の瀬戸大也の不倫事件などは

その典型である。

「品行方正な振りをして多額のCM料を企業から巻き上げていたタレントが

不倫をしたのだから、別にぶっ叩いても問題ないでしょう」というのが

彼らの言い分である。

たしかに、そうかもしれない。

彼らは自業自得なのである。

ビートたけしが最近離婚して、事実婚をしていたマネージャーと入籍したが、

マスコミは、たけしのことを責めたりしなかったのは、

たけしを攻撃しても、記事にならないからである。

たけしは、私が上記で述べたような正論をいうから、おもしろい記事にならないのだ。

ベッキーや瀬戸大也のように謝ったりしないので、

だから面白くないので、マスコミはたけしの不倫問題をスルーしていたのである。

ばかみたいに「すみませんでした」と謝り続けるようなタレントだけを、吊るし上げるのである。

はっきりいって、マスコミだけが悪いのではなく、吊し上げられるタレントも問題があるのである。

不倫問題はそんな単純な話ではないのだ。

中長期的には、日本もフランスのように、制度的に結婚を選択する人は減るだろう。

間違いなく金持ちの男性にとって結婚は何のメリットもない制度になっているわけである。

不倫は別に悪い話ではないのだ。

人間が他人を好きになったり嫌いになったりするのは自然なことである。

それを制度によって縛ろうとする行為のほうが、愚かなのかもしれない。

現代の社会制度にあった理想的なものが、現代日本の結婚制度ではないことは

明白であるが、理想的なものが何であるかは議論が必要な事だと思う。

フランスのほうがはるかにマシだと思う。

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