眞子さまの結婚を、世間だけではなく、皇室全体が反対する理由

事件の深読み

天皇家というのは、特権階級のようにみえて、実はそうではない。

第二次世界大戦が終わった後、当時の首相であった東条英機は絞首刑になった。

それと同時に、昭和天皇も同じ戦争責任者として、絞首刑になる可能性があったわけである。

当時は、国家元首なのだから、当然である。

米国サイドの事情で、天皇制を維持するほうが日本を統治しやすいという理由で

死刑を免れたわけだ。

天皇が絞首刑にされるということは、天皇制の終焉を意味するわけである。

結果として、東条英機は死刑になり、昭和天皇は生き続け、天皇制は

今日まで維持されているわけである。

戦後日本国憲法が制定され、それまでの国家元首の立場から、天皇は象徴に変更になったのだ。

そのなかで、皇室の構成員は大幅に削減され、最小限の規模で維持されてきたわけである。

戦後の皇室というものは、薄氷の上を歩くようなとても微妙な立場のなかで、

維持されているのだ。

ゆえに、皇室の方々が戦後、どれだけの努力をして世間の反感を買わないように、

また世の中に貢献できるようにしてきたのか、本当に頭が下がる思いである。

自由奔放な英国の皇室と比べると明らかだろう。

むこうは勝手気ままに、自由にやっている。

全然状況が違うのである。

日本の皇室は、憲法が改正されれば、一瞬でこの世からなくなってしまう立場なのである。

安倍元首相が、「憲法改正、憲法改正」と叫んでいたが、戦争放棄の9条だけでなく、天皇制だって同様に

憲法を改正すれば、一瞬でこの世から消えてしまうわけなのだ。

現に、日本共産党は、彼らが政権を獲得すれば、中長期的に天皇制を廃止する

意向をはっきりと示しているわけである。

立憲民主党のなかにも、同様の思想を持った人は多数いるわけだ。

いわゆる左よりの人たちの多くは天皇制を毛嫌いしているわけである。

そういう状況の中で、皇室の人たちは、できるだけひっそりと、

国民に嫌われないように配慮しながら生きている、とても健気な存在なのである。

皇室の人たちの最大の仕事は、後世に世継ぎを残すことである。

であれば、ビックダディのように、じゃんじゃん子供を作ればいいと思うのであるが、

彼らは絶対にそんなことはしない。

なぜか?

国民の批判を受けないように配慮して生きているからである。

秋篠宮家を見るとよく理解できる。

女の子が二人生まれた後、しばらく男子をつくらなかったのは、

現天皇家に配慮したためであるが、それは国民に対する配慮でもあったわけだ。

子供が一人増えるだけで、皇室関連の支出は増加するわけであり、

そういった国民の批判をかわすために、子供をたくさんつくれないのだ。

特に子供に問題が起きて、子沢山だったら、間違いなく批判を受けるわけである。

世間の顔色を見ながら、なんとか天皇制を維持しようと、一族が一眼となって、

健気に努力してきたわけである。

むしろ意図的に男子を少なくすることで、世間の同情を集めようとしなのかもしれない。

真相は闇の中であるが、女性天皇の話題が出た瞬間に、

紀子さまが高齢で男子を妊娠したことを偶然だと思う人が

この世に存在するのだろうか?

今、多くの国民は、皇室の男子を増やして皇室を維持しようという気概になっているのは、

彼らの深い戦略の結果である。

その中心が、上皇陛下と上皇后陛下なのである。

ものすごい深謀遠慮を感じるわけである。

そうやって大切に築いてきたものを、たったひとりの女の子の我儘で、おしゃかに

するわけにはいかないというのが、現皇室の明確な意志なのである。

恋は盲目であり、誰しもそういうことはあるわけである。

恋愛の自由も、結婚の自由もあるわけであるが、

それと天皇制そのものを天秤にかければ、自ずからどちらのほうが重要なのかが、

わかってくるものである。

眞子さまが小室さんと結婚したいのなら、すればいいと思う。

もしそうするなら、1億円といわれている、国からのお金は辞退すべきであると

考えているのは、国民ではなくて、皇室の方々なのである。

そんなくだらないことで、彼らが長年かけて守ってきた大切な制度を

揺るがすようなことにしては、ご先祖に申し訳がたたないからである。

政府が国民の世論調査で支持が減ると、様々な施策を変更するのと同じなのである。

憲法は国民の総意で簡単に変更できるものなのである。

世界的にみれば、フランス革命やロシア革命など、王室が廃止された例は近年でも

たくさん存在している。

日本とて、安泰ではないのだ。

眞子さまは、残念ながら、そのことを理解していないわけである。

わかっていたら、このようなことをするはずがないからである。

ちょっと違う例かもしれないが、源頼朝が弟の義経を殺したのは、

義経が状況を理解していなかったからである。

頼朝が天皇の権威を引き下げて、武士政権を作ろうとしている時に、

政治的なセンスのない義経が、天皇から褒美をもらい、はしゃいでいたのを見て、

粛清したわけである。

今回の小室さんの問題で、秋篠宮家が強行な態度に出て、眞子さまを廃嫡同様に

する可能性は高いと思う。

彼らにとって、悠仁さまにきっちりと天皇になってもらうことは、何よりも

優先されることであるからである。

皇室の人にとって理想的には、小室さんと別れてもらって、多くの国民が納得する男性というか、

普通に問題のなさそうな人と結婚することである。

まあ、そうはならないような気がする。

1億円の持参金がなければ、小室さんは眞子さまと結婚するメリットがなくなるので、

結果的に彼が拒むかたちで、婚約が解消されると思う。

彼女にとってはショックだとは思うが、ほとんどの人は失恋を経験して生きているわけで、

なにも彼女だけが例外なのではない。

よくある話なのだ。

1年もしないうちに、ケロッとすると思う。

あの家族は、愛情深い家庭だから、こんなことくらいで、自死を選んだりするような

彼女は軟弱な性格ではない。

紀州のドンファンの奥さんだった40歳くらい年下の元AV女優が、小室さんとダブって

見えるわけである。

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