日本人の金メダルラッシュが止まらない。
これは偶然ではない。必然だ。
普通に考えれば、わかる。
日本人だけが、日本に住んでいるから、隔離されていないから、十分練習ができる。
外国人は、入国してから二週間も隔離され、時差もあり、しかも酷暑である。
現実には、五輪に参加していない国家や個人も多数存在しているわけである。
日本の選手だけが、「コロナ特需」を受けているのだから、
メダルラッシュは当然である。
日本国民には、「三密」とかいっていながら、試合に勝って抱き合う選手たちをみて、
感動している人っているのだろうか?
「オイオイ、それでいいのか? 誰か注意してやれよ」と思っている人が
大半だろう。
まあ、選手はうれしいだろう。
普段よりも、いい結果が出るのだから。
あと、喜んでいるのは広告代理店である。
「ああ、よかった。放送できて」と思っているわけだ。中止になれば、数百億円が吹っ飛ぶからだ。
菅総理の息子は、東北新社の社員である。日本最大のTVCM制作会社である。
TVCM制作会社は、CMが放送されないと商売にならないのだから、
単純にそういう理由で、東京五輪は開催されたのかもしれない。
そりゃそうだろう。コロナで何人死のうが、自分の身内のほうが大事なのだろう。
気持ちは理解できる。
小池百合子が、五輪に反対しないのは、次の総理が約束されているからであろう。
みんな色々考えているのだ。
やっぱり、一度は総理大臣になりたいのだろう。
気持ちはわかる。
総理大臣になりたいとか、大統領になりたいとかいうモチベーションは間違っている。
政治家になって、何をやりたいかが問題なのに、地位に就きたいと思う人間は、
ろくなものではないと思う。
五輪のメダリストは悪くないように一見思うが、やっぱりはしゃぎすぎだろう。
うれしいのは理解できるが、
みんな酒も飲まずに我慢しているのに、彼らだけが、はしゃいでいるのは何か不快である。
誰も怒らないことが問題だと思う。
ニュースで国民には、「三密を避けよう」とかいっていて、あんなに大々的に
テレビで抱き合っているのに、何にもいわないのは、二枚舌である。